薬局では、安全・安心なジェネリック医薬品を積極的に購入して、常に患者様の費用負担を少なく、よいお薬を提供できるように努力しています。
当院薬局で使用するお薬は全て3ヶ月単位で見直しをかけ、安全性、効力、薬価、また個人負担費用などあらゆる面から総合的にできるだけよいお薬の選択に心掛けています。
どうしても高齢者の患者様が多いため、配薬・服薬にはまず事故の無いよう、医師、看護師、薬剤師で協議して十分な配慮、指導を行うように、しています。
点滴、注射薬については薬局内で調剤し、病棟での混乱やお薬ミスにつながらないように、細心の注意を払っています。
特別なお薬が必要な場合は、個別購入の形で継続処方の対応をすることもできます。
外来患者様にはジェネリックでも先発薬剤でも幅広く対応できるように院内処方に加えて院外処方箋の発行もできます。
安心してあらゆるお薬対応のご相談にお問い合わせください。薬剤師5名で明るく効率的な薬局作り、親切で丁寧な対応に日々、心掛けています。

薬局では、患者様のために一包化調剤や、簡易懸濁のご説明も致しております。お気軽にお問い合わせください。


  一包化調剤


錠剤やカプセルなどを1回分ずつのパックにすることを一包化(いっぽうか)といいます。内服薬のトラブル(飲み忘れ、飲みすぎ)を防ぎます。高齢者の方におすすめします。

一包化は、薬の種類が多かったり、薬によって1日1回や1日3回など,のみ方がいろいろで分かりにくい時には、きちんと服用していただくためにとても有効な方法です。また、手の動きが不自由でお薬を包装から取り出しにくい方にも向いています。医師からの指示があった場合や、患者様からのご要望に応じて医師と相談しながら一包化を行っています。

右上の写真は一包化した状態です。
 

  簡易懸濁(かんいけんだく)

 
簡易懸濁法とは・・・
お薬を経管栄養チューブから投与したり、錠剤のままでは嚥下(飲み込むこと)がうまくできない患者様のために、錠剤やカプセル剤のままお薬をお湯(約55℃)に溶かし、投与する方法です。

<方法>
@ カップに入れた役55℃の温湯20mlの中に一回分の薬を入れてかき混ぜ、10分間自然放置します。
このとき、温湯に入れて崩壊しないお薬は、別分包にして「粉砕・脱カプ」と印字してありますので、その包装した分包紙の上から硬いもので(スプーンやかなづちなど)数回たたき、錠剤のコーティングを破壊して、上記と同様の操作を行います。
10分後には、錠剤やカプセル剤は崩壊しています。
長時間は放置しないでください。お薬によっては効果が落ちてしまうものがあります。

経口投与の場合
A 懸濁液をそのまま経口で服用します。
この場合、シロップ等に混ぜて服用するなどして、苦味を緩和してもよいでしょう。

経管投与の場合
B 懸濁液を専用の注射器に吸い取り、経管チューブより注入します。
C 注入した後は、チューブを適量の水で洗い流します。
D 経管の場合は、あらかじめ注射器に薬剤を入れて、懸濁する方法もあります。

錠剤やカプセル剤を粉末状(粉砕)しないことによるメリット
◆お薬の効果・安定性が保たれます。
◆服用の直前にもお薬の確認ができます。

 

 

 


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